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入院から退院まで

1.入院 2.リハビリ開始 3.カンファレンス 4.面談 5.退院調整 6.退院

1.入院

入院の手続きは受付でお願いします。
担当者がご案内します。入院中の過ごし方を説明します。わからないことはいつでもご質問ください。
お体の具合を主治医や看護師が質問いたします。日常生活動作の確認をセラピストが行います。自分でできること・介助が必要な部分の評価を行い、介助方法を統一します。
ご本人やご家族の希望や考えを伺います。遠慮なくお伝えください。

  • ・入院時検査
    リハビリテーションを行う上で必要な検査を行います。主に採血、レントゲン、心電図などを実施します。
  • ・リハビリテーション総合実施計画書の作成
    ご本人やご家族の希望に近づけるために何が必要か検討し、専門分野の職種が協働しリハビリテーション実施計画書を作成します。

2.リハビリテーション開始

患者さんに必要なリハビリメニューを計画します。
スケジュールは事前にお伝えします。ご家族にリハビリの見学をしていただくことも可能です。いつでもいらしてください。
決められたリハビリ時間以外にも、日常生活に取り入れられる訓練を療法士と看護師が検討し、病棟リハビリを計画する場合もあります。

3.カンファレンス

患者さんに関わる各職種が情報を共有し、共通の認識を持つことで、患者さんにより効果的なリハビリを実施することができるように定期的に開催しています。各職種が患者さんの状態を把握し、リハビリの進行や今後の課題を共有しています。

4.面談

入院時面談からおおよそ1週間後に初回カンファレンスを開催し、カンファレンス内容は主治医からご本人、ご家族にご説明します。おおよその入院期間や機能回復の目安をお伝えします。

  • ・定期面談
    1ヶ月毎にリハビリの評価を行い、退院後の生活を想定したリハビリプログラムを提案します。主治医よりリハビリの進み具合等をご説明します。定期的にリハビリの実施状況を評価し、ゴールの再確認をします。今後の方向性に関する患者さん・ご家族様のご意向を伺い、退院後に必要なサービスや家屋改修のご提案をしていきます。
  • ・最終面談
    主治医よりリハビリの進み具合をご説明の上、方向性についての最終決定を行います。退院調整を進めます。

5.退院調整

必要な患者さんには環境を整えて、外出訓練や外泊訓練を計画します。ご家族の協力のもと実施します。事前に担当看護師やセラピストと打ち合わせを行いながら進めます。
介護保険サービスを利用される場合は、ケアマネージャーとサービス事業所との担当者会議を開催します。サービス開始時期や退院日を決定します。

6.退院

リハビリ目標に到達したら退院です。介護保険サービスを利用しながら身体機能を維持しつつ、日常生活を送ってください。