院長あいさつ
愛知県済生会リハビリテーション病院は地域の脳卒中や骨折後の患者さんのためのリハビリテーション専門の病院です。急性期治療を受けられた患者さんが、失われた機能を回復し、発生した障害を軽減し、新しい機能を作り上げてその後の生活につなげていくお手伝いをすることが最大の役目です。お一人お一人それぞれ異なった障害の重さとご家庭の状況に応じて、その後の生活が少しでも良質なものになるように真剣に考え患者さんに寄り添います。
医療と介護が一つになって地域の皆さんの健康に向き合うことが必要な時代に入ってきました。地域の急性期病院や介護部門と協力しあい愛知県済生会リハビリテーション病院はその一端を担いたいと思っています。通所・訪問リハビリテーション部門を充実し、患者さんのスムーズな社会復帰と在宅復帰をめざし、地域の皆さんがお一人住まいでも安心して暮らせるようにリハビリテーションを通して寄与します。
2012年に愛知県済生会病院から愛知県済生会リハビリテーション病院へと名を改め、急性期病院から病床数199床、100名を超えるセラピスト、100名近くの看護師・介護士を擁する愛知県最大の回復期リハビリテーション病院へと生まれ変わり、見事に花開きました。そこには先達の果断な判断と情熱がありました。これを無にしないため私たち職員は愛知県済生会リハビリテーション病院を次世代に引き継げるようにたゆまず努力するつもりです。これからも愛知県済生会リハビリテーション病院を何卒宜しくお願い申し上げます。
院長 田内 宣生